トヨタ自動車の創業から発展の歴史をたどり、貴重な資料や車両を通して、日本の自動車産業の歩みを体感できます。
トヨタ鞍ヶ池記念館は、1974年(昭和49年)にトヨタ車生産台数累計1000万台を達成を記念して開館した博物館です。トヨタ自動車の創業から発展の歴史をたどり、貴重な資料や車両を通して、日本の自動車産業の歩みを体感できる施設です。 主な展示としては、トヨタ創業期の年表や写真の展示、織機やトヨペットクラウン(RS型)、トヨダ・AA型乗用車などの車両展示、1/5車両模型の展示、創業期の特徴的なシーンを再現したジオラマや挙母工場のジオラマなどがあります。また、『虹を架けた男たち 豊田喜一郎、夢への挑戦』と題された15分間の立体音響映像も上映されています。 さらに、トヨタ自動車創業者である豊田喜一郎の旧別邸も移築復元されており、見学できます。1933年(昭和8年)に建築された和洋折衷建築で、名古屋市の南山にあったものを移築修復したものです。2013年(平成25年)3月にはガレージが新設され、喜一郎に関する車両などが展示されています。 トヨタ鞍ヶ池記念館は、トヨタ自動車の歴史と技術を学ぶことができるだけでなく、創業者である豊田喜一郎の生き様や、日本の自動車産業発展の歴史を感じることができる貴重な施設です。入場無料なので、ぜひ訪れてみてください。