金剛山山頂に位置する、修験道の歴史と自然が融合したパワースポット。
金剛山 転法輪寺は、奈良県御所市にある真言宗醍醐派の寺院であり、修験道の開祖である役行者(役小角)が665年に創建したと伝えられています。金剛山は、古くから霊山として信仰を集め、役行者もこの山で厳しい修行を重ねたとされています。転法輪寺は、金剛山の山頂に位置し、雄大な自然に抱かれた静寂の空間は、古来より多くの山伏たちを引きつけ、修行の場として栄えてきました。 金剛山 転法輪寺へのアクセスは、南海高野線「河内長野駅」下車、南海バス「金剛山ロープウェイ前」行き乗車、終点にて下車、または近鉄長野線「富田林駅」下車、金剛バス「千早ロープウェイ前」行き乗車、終点にて下車となります。冬季は積雪が多いので、冬用登山の装備が必要です。 転法輪寺は、金剛山の麓から山頂まで続く参道から、その歴史を感じることができます。参道の両側には、杉並木が続き、静寂の世界へと誘います。山頂にある転法輪寺の境内には、役行者の修行の場であった「不動堂」や、金剛山を代表する景観である「一の鳥居」など、見どころが満載です。 「不動堂」は、役行者が修行中に不動明王を感得したと伝えられる場所です。堂内には、不動明王の像が安置されており、多くの参拝者から信仰を集めています。「一の鳥居」は、金剛山への入り口を示す、風格ある鳥居です。この鳥居をくぐると、金剛山の霊気に満ちた空間へと入っていくことができます。 転法輪寺は、パワースポットとしても知られており、多くの参拝者を集めています。金剛山の霊気と、役行者の厳しい修行のエネルギーが感じられる場所として、多くの人々に癒しを与えています。雄大な自然に抱かれた静寂の空間で、心身のリフレッシュをして、日々の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。