春には桜が咲き、夜にはライトアップされた夜桜を楽しめる、風情ある川です。
山口県山口市を流れる一の坂川は、椹野川水系の二級河川です。室町時代に大内氏が京の鴨川に見立てて街割りをしたといわれており、山口が西の京といわれる所以となっています。 現在も昔の街並みが多く残る一の坂川は、春には桜が咲き乱れ、夜にはライトアップされ、幻想的な夜桜を楽しむことができます。初夏には国指定の天然記念物であるゲンジボタルが乱舞し、幻想的な風景が広がります。 川沿いにはカフェや食事処も点在しているので、散策途中に立ち寄って、川のせせらぎを眺めながらゆっくりとした時間を過ごすのもおすすめです。 また、一の坂川は、山口市の歴史と文化を感じることができる場所でもあります。周辺には、大内氏ゆかりの史跡や、山口市美術館などの文化施設も数多くあります。 山口市を訪れた際には、ぜひ一の坂川を訪れて、美しい景色と歴史を感じてみてください。