ベネッセハウス ミュージアム
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建築とアート、そして瀬戸内の自然が融合した唯一無二の美術館。安藤忠雄の建築空間で、国内外の現代アートに五感で触れる特別な体験が待っている。
おすすめポイント
- 安藤忠雄設計の建物自体がアート作品
- 瀬戸内海の絶景と現代アートの融合
- 草間彌生「南瓜」など屋外に点在する作品群
- 宿泊者限定の夜間美術館鑑賞体験
- ヴァレーギャラリーなど内省的な空間でのアート鑑賞
基本情報
- 住所
- 香川県香川郡直島町琴弾地 香川県の観光地を探す
- アクセス
- 高松港から四国汽船フェリーで50分、宮浦港着。宮浦港からはベネッセアートサイト直島場内無料シャトルバスで約15分でベネッセハウス ミュージアムへ。宇野港から四国汽船フェリーで20分、宮浦港着。同様に宮浦港から場内無料シャトルバスを利用する。ベネッセアートサイト直島エリア内(つつじ荘から地中美術館まで)は、ベネッセハウス宿泊者を除き、自動車および自転車の乗り入れはできないため、徒歩または場内無料シャトルバスを利用すること。ベネッセハウス宿泊者は専用バスを利用可能。 ルートを表示
- 営業時間
- ベネッセハウス ミュージアムは8:00~21:00(最終入館20:00)。
ヴァレーギャラリーは9:30~16:00(最終入館15:30)。
ミュージアムショップは9:00~18:00。
- 休業日
- 年中無休
- 料金
- 1,300円(15歳以下は無料)。ベネッセハウス宿泊者は無料で鑑賞可能。
ヴァレーギャラリーの鑑賞料金はベネッセハウス ミュージアムの入館料に含まれる。
- INFO
- 2024年10月1日より全アート施設でオンラインチケットを導入しているため、来館前に購入すること。
ベネッセアートサイト直島エリアは私有地のため、ベネッセハウス宿泊者を除き、自動車や自転車の乗り入れはできない。エリア内の移動は徒歩か場内シャトルバスを利用すること。直島町営バスは島民優先のため、島民の方への配慮をお願いする。
- HP
- https://benesse-artsite.jp/art/benessehouse-museum.html
概要
香川県直島に位置するベネッセハウス ミュージアムは、1992年に開館した美術館とホテルが融合した画期的な施設だ。建築界の巨匠、安藤忠雄が手がけた建物は、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、瀬戸内海の豊かな自然の中に違和感なく溶け込んでいる。館内には国内外の現代アートが展示され、平面作品、彫刻、写真、インスタレーションなど多岐にわたる。特徴的なのは、作品が美術館内だけに留まらず、海岸線、林間、さらには宿泊者の客室にまで展開されている点だ。
来館者は、時間帯によって表情を変える自然光が降り注ぐ空間で、安藤建築とアート作品、そして周囲の自然が織りなす独特の世界観を五感で体感できる。例えば、ヴァレーギャラリーは祠をイメージした内省的な空間でありながら、光や風など自然エネルギーを直接感じられる設計となっている。屋外には草間彌生「南瓜」をはじめとする多くのサイトスペシフィック・ワークが点在し、散策しながらアートと出会う喜びを味わえる。
また、ベネッセハウスに宿泊するゲストは、閉館後の静かな夜に美術館を鑑賞できる特別なプログラムに参加可能。昼間とは異なる幻想的な雰囲気の中で作品と深く向き合える、まさに「よく生きる」というベネッセの理念を体現するような唯一無二の体験がここにはある。瀬戸内の歴史と風土に根ざしたアートの感動を、ぜひ肌で感じてほしい。