江戸時代の面影を残す、歴史情緒あふれる町並みを散策しよう!
恵那市岩村町本通りは、岐阜県恵那市岩村町の中心街にある町並みで、1998年に重要伝統的建造物群保存地区に選定された歴史あるエリアです。江戸時代に岩村藩の城下町として栄え、当時の面影を色濃く残す町並みは、まるでタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。 岩村町本通りは、東西約1.3kmの細長い地区で、ほぼ中央にある桝形(下町升形)から東側は、旧城下町の商家町だった地区です。現在は江戸時代の建物はほとんど改造されているものの、もとは二階部分の低い「厨子二階」といわれる造りのものが多く、南北に長い敷地割り、切妻・平入りで、格子、出格子、桟瓦葺きが一般的であり、中にはなまこ壁であったり、武者窓が付いていたりするが、江戸時代初期から現在に至るまでの各時代の民家が軒を並べて混在しているのが特徴です。 桝形から西側は、主に明治維新以降に形成された地区で、家屋は二階を当初から居室とする軒が高い造りとなっています。 岩村町本通りには、当時の暮らしを垣間見ることができる貴重な史跡が数多く残されています。一般公開されている木村邸や土佐屋は、当時の商家や武家屋敷の雰囲気を味わうことができるおすすめスポットです。 また、岩村城跡や岩村歴史資料館なども訪れてみてはいかがでしょうか。岩村城跡は、かつて岩村藩の居城であった場所で、天守閣跡からは、岩村町と周囲の山々を一望できます。岩村歴史資料館は、岩村町の歴史や文化を学ぶことができる施設です。 岩村町本通りは、歴史と文化に触れることができる魅力的なエリアです。ぜひ訪れて、当時の暮らしや文化を体感してみてください。