明治期の面影を残す重要文化財の洋風建築。宮沢賢治ゆかりの史跡としても知られています。
岩手大学農学部にある「農業教育資料館」は、1912年に建てられた旧盛岡高等農林学校の校舎。国の重要文化財に指定されているこの建物は、明治後期の洋風建築の代表的な例として、歴史的価値が高い。かつて、この学校には宮沢賢治も学んでおり、賢治の卒業写真や資料が展示されていることから、賢治ファンには必見の場所です。校舎内は写真撮影禁止ですが、美しい池や庭は、写真スポットとして人気です。特に、夏には蓮の花が咲き乱れ、秋には紅葉が美しく色づく風景は、訪れる人を魅了します。また、資料館周辺には、岩手大学農学部のキャンパスが広がり、緑豊かな風景を楽しむこともできます。賢治ゆかりの史跡を訪れ、明治時代の建築美を鑑賞し、広大なキャンパスで自然を満喫できる、魅力的な観光スポットです。