明治時代の歴史と自然に触れられる、広大な公園。徳川昭武の別邸や庭園、歴史館、茶室などがあります。
戸定が丘歴史公園は、明治時代の歴史と自然が調和した、静かで美しい公園です。水戸藩最後の藩主・徳川昭武が建てた戸定邸は、国の重要文化財に指定されており、当時の暮らしを垣間見ることができます。戸定邸は、1884年(明治17年)に完成し、約2年の歳月をかけて造られました。9棟の建物に23の部屋があり、当時の上流階級の生活様式を伝える貴重な史跡となっています。 庭園は、徳川昭武がフランス留学などで見聞きした西洋の庭園様式を取り入れた、日本でも珍しい洋風庭園です。広大な芝生や、シンボルツリーとして植えられたイヌマキなど、独特の景観が魅力です。 戸定歴史館は、戸定邸と庭園の歴史や、徳川昭武や徳川慶喜に関する資料を展示する博物館です。貴重な写真や文書、遺品などを通して、幕末から明治にかけての激動の時代を学ぶことができます。 松雲亭は、松戸市が市制施行35周年を記念して建設した茶室です。伝統的な茶室の建築様式で造られており、お茶席を楽しむことができます。 戸定が丘歴史公園は、歴史と自然を満喫できる、おすすめの観光スポットです。ぜひ訪れてみてください。