佐渡金銀山の歴史や技術、地域の民俗資料を展示する博物館。朝鮮半島出身労働者の資料も展示されており、歴史の影の部分に触れることができます。
相川郷土博物館は、佐渡金銀山の歴史と技術を学ぶことができる貴重な施設です。旧御料局佐渡支局の建物を利用しており、国の重要文化財に指定されています。館内では、佐渡金銀山の採掘の様子や当時の労働者の暮らし、金銀の精錬技術などが展示されています。特に注目すべきは、朝鮮半島出身労働者の資料です。展示では、彼らの出身地や暮らし、戦時中の過酷な労働環境について詳しく紹介されています。また、佐渡島の歴史や文化に関する資料も数多く展示されており、佐渡の歴史と文化を深く知ることができます。相川郷土博物館を訪れれば、佐渡金銀山が世界遺産に登録された理由がよくわかるでしょう。