白井大町藤公園は、山陰随一の藤公園として知られており、4月下旬から5月中旬にかけて、白・紫・ピンクの花が咲き乱れる、圧巻の景色が広がります。
白井大町藤公園は、兵庫県朝来市和田山町白井にある、山陰随一の藤公園です。 この公園は、平成8年に、近くの山々から地区民のボランティアで、藤の苗木(台木)を150本採取し、岡山県和気町より頂いた全国有名な藤の穂木を接木して育てられました。 公園完成は、平成11年5月。公園面積は7,000㎡、藤棚総延長は500m、藤棚の幅は4mにも及びます。 4月下旬から5月中旬にかけて、白・紫・ピンクの花が咲き乱れ、最長1m45cmにもなる藤の花房が、谷風に揺れる姿はまさに圧巻です。 また、園内には、地区民が手作りした直径5mの水車と水車小屋があり、懐かしい田舎の風景を味わえます。4月には、法面に水仙が咲き誇り、5月には、公園北側にある143,000m3の灌漑用溜池に映るこいのぼりが雄大です。 白井大町藤公園は、緑萌える山々に囲まれた、澄んだ空気の中で、藤の花の香りと、田舎の温かみを満喫できる、おすすめの観光スポットです。