春日大社の歴史と文化を深く知ることができる場所です。
春日大社国宝殿は、春日大社の歴史と文化を深く知ることができる博物館です。藤原氏の氏神である春日大社は、数多くの貴重な御神宝や奉納品などの品々があり、約3,000点といわれる収蔵品は多くが国宝や重要文化財に指定されています。春日大社国宝殿では、これらの貴重な収蔵品を、時代背景や製作技法などの解説とともに展示しています。特に国宝の鼉太鼓(だだいこ)は、鎌倉初期に制作され、昭和時代まで春日若宮おん祭にて使用されていたもので、龍や鳳凰の彫り物が見事です。現在祭りに使われる現役の鼉太鼓もホールに展示されており、鎌倉初期に作られた頃の姿をイメージすることが出来ます。また、春日大社の歴史や信仰、芸術などを多角的に学ぶことができる展示も充実しています。春日大社のおん祭など、様々なイベントに関する資料も展示されています。春日大社国宝殿は、春日大社を訪れた際にはぜひ立ち寄りたい場所です。