国指定重要文化財の三仏堂は、1569年に建てられた茅葺き屋根の仏堂で、歴史を感じさせる貴重な建造物です。
龍禅寺は、茨城県取手市にある天台宗の寺院で、国指定重要文化財の三仏堂をはじめ、歴史的な建造物や静寂な空間を楽しむことができる。創建時期は不明だが、室町時代にはすでに存在していたとされ、江戸時代には、徳川家康から朱印状を与えられ、隆盛を極めた。境内には、三仏堂のほかに、本堂、庫裏、鐘楼、山門などがあり、いずれも歴史を感じさせる建造物である。特に、三仏堂は、1569年に建てられた茅葺き屋根の仏堂で、釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒菩薩の三尊仏を安置している。三方裳階と呼ばれる独特な平面構成が特徴で、中世の建築様式を伝える貴重な建物だ。また、龍禅寺には、かつて、人面魚が棲んでいたという伝説があり、境内には、人面魚池と呼ばれる池がある。静かな住宅街の奥にあり、境内に座ると、静けさと周辺の木々を観て、お寺が出来た当時の平安時代の風景を妄想してしまいます。の~んびり、訪ねるのは良いですね。龍禅寺は、歴史と自然に包まれた、心安らぐ空間を提供してくれる、おすすめの観光スポットです。自転車なら「宮の前ふれあい公園」を通って利根川土手から「大鹿山長禅寺」、「旧取手宿本陣」に向かうと歴史ロマンたっぷりです。