明治維新の志士を輩出した萩藩校『明倫館』の跡地にある、歴史と文化を伝える施設。
萩・明倫学舎は、山口県萩市にある、明治維新の志士を輩出した萩藩校『明倫館』の跡地に建てられた旧明倫小学校の校舎を改修した施設です。明治維新150年を記念して、歴史と文化を伝える拠点として生まれ変わりました。 萩藩校『明倫館』は、1718年(享保3年)に創建され、水戸藩の弘道館、岡山藩の閑谷黌と並び、日本三大学府の一つと称されていました。明倫館では、儒学や武術、兵学などが教えられており、多くの優秀な人材を輩出しました。 旧明倫小学校は、1929年(昭和4年)に明倫館跡地に建設され、2014年(平成26年)3月まで使用されていました。その後、校舎は改修され、萩・明倫学舎として生まれ変わりました。 萩・明倫学舎では、藩校時代の貴重な遺構や明治時代の木造校舎を見学できます。また、観光案内所やイベントスペースも併設しており、萩の歴史と文化に触れることができます。 特に、本館は国の登録有形文化財に登録されており、明治時代の木造校舎の建築様式を見学できます。また、明倫館の展示室では、藩校時代の資料や写真などが展示されており、明倫館の歴史について学ぶことができます。 萩・明倫学舎は、萩の歴史と文化を学ぶことができる貴重な施設です。ぜひ、萩を訪れた際には、萩・明倫学舎に立ち寄ってみてください。