アール・デコ様式の邸宅建築と、緑豊かな庭園が美しい美術館です。
東京都庭園美術館は、東京都港区白金台にある都立美術館です。旧朝香宮邸(きゅうあさかのみやてい)とも呼ばれ、フランスのアール・デコ様式を取り入れた邸宅建築と、四季折々の自然が楽しめる庭園が見どころです。 建物は、フランスの著名なデザイナー、アンリ・ラパンやルネ・ラリックが内装を手がけ、華麗な装飾が施されています。1階には、玄関、大広間、次室(つぎのま)、小客室、大客室、大食堂などの接客用スペースが配され、2階は殿下書斎、殿下居間、殿下寝室、妃殿下居間、妃殿下寝室、姫宮居間、姫宮寝室、若宮居間、若宮寝室、若宮合の間、北の間など、宮家の私室が配されています。 庭園は、芝生広場、日本庭園、西洋庭園の3つのエリアで構成されています。芝生で覆われた開放感のある前庭と、築山と池を備え起伏に富んだ日本庭園は、桜や紅葉など、一年を通して美しい景色を楽しむことができます。 美術館では、装飾芸術を中心とした展覧会が開催され、アール・デコ様式の魅力を存分に味わえます。建物と庭園、そして美術作品を鑑賞することで、優雅な時間を過ごすことができます。 東京都庭園美術館は、都会の喧騒を離れて、ゆったりと過ごしたい方におすすめです。美術館の周辺には、白金台駅や白金高輪駅など、アクセスも良好です。ぜひ、足を運んでみてください。