北九州市と大連市の友好を記念して建てられたレトロな建物。ロシア帝国が建築した歴史的建造物を忠実に再現した、美しい外観と内装が魅力です。
門司港は、明治時代から昭和初期にかけて、国際貿易港として発展し、多くの外国人が行き交う活気あふれる街でした。その当時、重要な役割を果たしていたのが、鉄道汽船会社です。大連友好記念館は、北九州市と中国・大連市の友好都市締結15周年を記念して、ロシア帝国が1902年に大連市に建築した鉄道汽船会社の建物を、忠実に再現したものです。 建物の外観は、茶と白のタイルのコントラストが美しく、当時の建築様式を感じさせる煙突や屋根のデザインも印象的です。館内は、友好都市大連のさまざまな情報を発信するコーナーや、誰でも自由に休憩できるスペースなど、見どころ満載です。特に、大連市紹介コーナーでは、大連市の歴史や文化、観光情報などを紹介しており、大連市への旅行を計画している人にもおすすめです。 また、大連友好記念館は、門司港レトロ地区の中心部に位置しており、周辺には、旧門司三井倶楽部や旧大阪商船など、歴史的建造物が数多く残っています。レトロな街並みを散策しながら、当時の国際貿易港の賑わいを想像してみるのも楽しいでしょう。 大連友好記念館は、北九州市と大連市の友好のシンボルであり、歴史と文化を学ぶことができる貴重な場所です。門司港を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。