山深い場所に佇む静寂の寺院。国の重要文化財の十一面観音立像や、即身成仏のミイラなど貴重な文化財を所蔵しています。紅葉の名所としても有名です。
両界山横蔵寺は、岐阜県郡上市明宝にある真言宗豊山派の寺院です。山深い場所にあり、静寂に包まれた境内は、古木の緑と清らかな空気で満たされています。国の重要文化財に指定されている木造十一面観音立像は、鎌倉時代の作で、優美な姿が印象的です。また、本堂の裏には、即身成仏のミイラが安置されています。このミイラは、江戸時代に修行僧が自ら土中に入っていき、即身成仏を遂げたもので、信仰の深さと人間の精神力の強さを物語っています。横蔵寺は、これらの貴重な文化財だけでなく、四季折々の自然美も楽しめる場所です。春には桜が咲き乱れ、夏には緑が濃くなり、秋には紅葉が山を染め上げます。特に紅葉シーズンには、静寂の世界に包まれながら、自然の美しさを堪能できます。静寂の世界に包まれ、心身ともにリラックスできる空間です。ぜひ、足を運んでみてください。