100年以上前の貴重な自動演奏楽器やオルゴールを展示し、音楽と自然に包まれた空間で、優雅なひとときを過ごせます。
河口湖音楽と森の美術館は、山梨県富士河口湖町にある、音楽と自然が融合した美術館です。1999年に開館し、当初は「UKAI河口湖オルゴールの森」という名称でしたが、2020年1月に現在の名称に変更されました。 美術館の最大の魅力は、100年以上前の貴重な自動演奏楽器やオルゴールのコレクションです。これらの楽器は、当時の技術の粋を集めたもので、その音色は、現代の音楽とは異なる独特の魅力があります。美術館には、世界で唯一のタイタニック号に搭載予定だったオーケストリオンや、貴重なダンスオルガンなど、貴重なコレクションが展示されています。これらの楽器の音色は、まるでタイムスリップしたかのような感覚を与えてくれます。 また、美術館の敷地内には、四季折々の花が咲き乱れる美しい庭園があります。広大な敷地には、バラ園、ハーブ園、ロックガーデンなどがあり、散策するだけでも心が安らぎます。 美術館のシンボルである「黄金のサイ」は、全長約5m、重さ約8億円の金箔で覆われた巨大なサイの彫刻。その迫力ある姿は圧巻です。この黄金のサイは、美術館の創設者である故・鵜飼義雄氏が、世界平和を願い、制作したものです。 美術館では、オルゴールの自動演奏や生演奏などのイベントも開催されています。これらのイベントでは、美術館のコレクションの音色を、より深く味わうことができます。また、美術館では、音楽教室やワークショップなども開催されており、音楽を学ぶ場としても利用されています。 美術館の隣接する森のレストランでは、美しい庭園を眺めながら、ランチやカフェを楽しむことができます。美味しい料理と、目の前に広がる雄大な自然、そして心地よい音楽が、最高の時間を演出してくれるでしょう。 河口湖音楽と森の美術館は、音楽、自然、そして芸術を融合した、まさに「癒やしの空間」です。都会の喧騒を離れて、心安らぐひとときを過ごしたい方におすすめです。