常陸風土記の丘は、古代から近世の歴史を学ぶことができる史跡が数多く残る歴史公園です。広大な敷地内には、古代家屋復元広場や鹿の子史跡公園があり、歴史探訪や散策を楽しむことができます。
常陸風土記の丘は、茨城県石岡市にある歴史公園で、古代から近世の歴史を学ぶことができる史跡が数多く残る場所です。 市内には、今から1万年以上も前の旧石器・縄文時代から弥生時代にいたる数多くの遺跡があり、さらに4~6世紀の古墳時代の遺跡として、茨城県内最大規模を誇る舟塚山古墳をはじめ、府中愛宕山古墳、要害山一号墳など数多くの古墳が見られることから、古代豪族がこの地に割拠していたことを物語っています。 7世紀の半ばに常陸国が誕生すると、地方国の中枢となる国衙(こくが)が置かれ、国分寺・国分尼寺が建立されました。以後、常陸国の中心地として、本県最古の都市として大いに繁栄しました。 常陸風土記の丘はそうした歴史的財産を活用しながら、歴史、伝承、体験学習、スポーツ、コミュニテイーなど、心ふれあえる余暇活動施設として整備され、古代家屋復元広場や鹿の子史跡公園「石岡の歴史」展示室などが設けられています。 古代家屋復元広場では、昔の暮らしを垣間見ることができ、当時の生活様式や文化を学ぶことができます。また、鹿の子史跡公園では、石岡の歴史を学べます。常陸風土記の丘は、大人も子供も楽しめる、歴史と自然が調和した公園です。ぜひ、足を運んでみてください。