落差55mの迫力ある滝!
秋保大滝は、宮城県仙台市太白区秋保町にある滝。蔵王国定公園および県立自然公園二口峡谷の地域内を流れる名取川上流部において、落差55m、幅6mで流れ落ちる。国の名勝に指定されており、日本の滝百選の1つにも数えられる。秋保温泉から近く、観光客の来訪も多い。名取川右岸の秋保大滝駐車場から、滝見台および不動滝橋 を経由して、秋保大滝の滝壺を最も近くで見られる名取川左岸までの1.0kmは『新・奥の細道「秋保大滝パノラマのみち」』(秋保大滝遊歩道)として整備されている。付近には仙台市秋保大滝植物公園がある。厳冬期の2月上旬頃には、秋保大滝が凍る場合がある。 平安時代初期、慈覚大師が山形県の立石寺へ向かう途中、この地に留まり不動明王を安置したといわれている。文政8年(1825年)、地元出身の知足上人が不動堂を建立し、本尊を再興した。不動堂のある西光寺は、神仏習合が残る真言宗智山派の寺である。 秋保大滝は、その雄大なスケールと自然美から、古くから多くの人々に親しまれてきた。特に、紅葉シーズンには、周辺の山々が赤や黄色に色づき、滝とのコントラストが美しく、多くの観光客が訪れる。 秋保大滝を訪れる際は、滝つぼまで続く遊歩道を散策してみるのもおすすめ。遊歩道は整備されているので、歩きやすく、子供連れの家族でも安心して楽しめる。また、遊歩道からは、滝の迫力だけでなく、周辺の自然も満喫できる。 秋保大滝は、自然のパワーを感じることができる、おすすめの観光スポット。ぜひ一度訪れてみてほしい。