弘前ねぷたの魅力を体感できる施設。
津軽藩ねぷた村は、弘前ねぷたの魅力を存分に味わえる施設です。弘前ねぷたの館では、高さ10mの大型ねぷたの実物や、ねぷたの骨組みなどを展示しており、ねぷたの構造や歴史を学ぶことができます。また、お囃子の実演や、ねぷた絵師の作品なども展示されています。山絃堂では、津軽三味線の生演奏を鑑賞することができます。津軽三味線は、青森県を代表する伝統芸能の一つで、力強い音色が特徴です。津軽藩ねぷた村では、津軽三味線の演奏だけでなく、津軽三味線の歴史や製作工程なども学ぶことができます。 津軽蔵工房たくみでは、津軽塗、こぎん刺し、こけし、こまなどの津軽地方の民工芸品製作風景を見学することができます。実際に職人さんの作業を見学したり、体験することもできます。 施設内には、国の登録記念物となっている日本庭園「揚亀園」や、東北地方でも数少ない雪国の茶室「揚亀庵」もあります。揚亀園は、岩木山と弘前公園の老松を借景とした津軽独自の作庭方式を用いた庭園で、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。揚亀庵は、明治時代初期に建てられた茶室で、庭園の風景を眺めながら、お茶を楽しむことができます。 津軽藩ねぷた村は、弘前ねぷたの世界を体験できるだけでなく、津軽地方の文化に触れることができる施設です。弘前を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。