逆さ富士の外観が美しい、富士山の世界遺産センター。最新の展示で、富士山の魅力を体感できます。
静岡県富士山世界遺産センターは、世界遺産に登録された富士山の魅力を、多角的に知ることができる施設です。 2013年、富士山は「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録されました。 この世界遺産センターは、富士山の世界文化遺産としての価値を広く伝えるとともに、富士山に関する研究や教育の拠点となることを目指して設立されました。 センターは、プリツカー賞受賞の建築家・坂茂氏が設計しました。 特徴的な外観は、逆さ富士を思わせる木格子が印象的で、エントランス前の池に建物が映ると、まるで「正富士」のように見える設計となっています。 館内は、富士山の成り立ちや歴史、文化、生態系などを、最新の映像技術や模型、体験型展示を通して分かりやすく学べます。 例えば、螺旋状のスロープを登りながら、富士山の標高別に変化する自然環境や動植物を観察できる展示や、VRを使って富士山登山を疑似体験できる展示などがあります。 最上階には展望ホールがあり、雄大な富士山を一望できます。 天気の良い日には、富士山だけでなく、駿河湾や駿河平野などの眺望を楽しむこともできます。 また、ミュージアムショップでは、富士山に関するお土産や書籍が揃っています。 富士山登山のお土産探しにもおすすめです。 静岡県富士山世界遺産センターは、富士山をもっと深く知りたい、富士山を満喫したいという人におすすめの施設です。 ぜひ訪れてみてください。