発電所を再利用した独特な空間で、現代美術や企画展が開催される美術館です。
下山芸術の森 発電所美術館は、富山県下新川郡入善町にある、1925年に建設された旧黒部川第二発電所を改装した美術館です。黒東合口用水の改修のため解体予定であった赤レンガ製の旧発電所を、入善町が所有者であった北陸電力から無償で借り受け、新しいアートの拠点として改装されました。1995年4月15日に開業し、現在に至ります。 内部は導水管を展示空間として利用するなど、出来る限り発電所の面影を残すよう改装されており、発電所の歴史を感じながら現代美術や企画展を楽しむことができます。 周辺は「下山芸術の森」として整備され、美術館の他に、彫刻広場、芝生広場、展望広場、展望塔、宿泊棟、アトリエなどがあり、自然とアートを満喫できます。 また、美術館から階段で河岸段丘を登った台地上には、彫刻広場やカフェがあり、雄大な立山連峰の景色を眺めながら休憩することもできます。 下山芸術の森 発電所美術館は、アートと歴史、自然が融合した、富山県でおすすめの観光スポットです。ぜひ訪れてみてください。