4月下旬から5月にかけては、数千株の水芭蕉が咲き乱れる、春の絶景!
福島県郡山市湖南町にある馬入新田の水芭蕉群生地は、布引山の裾野に広がる約10,000m²の湿原林です。標高約500mという低地で、北緯36度という水芭蕉の自然分布の南限を超えて群生していることは非常に珍しく、1972年(昭和47年)10月23日に郡山市指定天然記念物に指定されました。 4月下旬から5月にかけては、水芭蕉が咲き乱れ、白い花が一面に広がる風景は息を呑む美しさです。湿原内には遊歩道や木道が整備されているので、誰でも気軽に散策できます。また、4月下旬には水芭蕉祭りが開催され、地元の特産品販売やイベントなどが行われます。 水芭蕉群生地へのアクセスは、東北自動車道郡山南ICから車で約40分、駐車場も完備しているので、車でのアクセスが便利です。電車の場合は、JR磐越西線上戸駅からバスで湖南高校前下車、徒歩約50分です。 水芭蕉以外にも、湿原林内には様々な植物が生息しており、四季折々の自然を楽しむことができます。春の芽出し、夏の緑葉、秋の紅葉と、一年を通して変化を楽しめるのも魅力です。 馬入新田の水芭蕉群生地は、都会の喧騒を離れて、自然と触れ合い、心を癒すことができる、おすすめの観光スポットです。