標高800メートル付近で大山中腹をぐるりと一周する大山環状道路は、変化に富んだ山岳道路で、ドライブやツーリングの絶景コースとして知られています。
大山環状道路は、鳥取県にある大山の中腹を周遊する道路ルートの通称で、雄大な大山の絶景をさまざまな角度から楽しめるドライブコースとして人気です。 全長約64キロメートルのルートは、県道30号赤碕大山線、県道34号倉吉赤碕中山線、県道44号東伯野添線、県道45号倉吉江府溝口線、県道158号大山口停車場大山線の5つの県道の一部で構成されています。 起点となる大山町から、大山寺や桝水高原、鍵掛峠、地蔵峠、一息坂峠などを経て、再び大山町に戻ります。 区間ごとに道路の雰囲気が変化し、雄大な大山の姿、緑豊かな山肌、紅葉など、四季折々の美しい景色を堪能できます。 特に、鍵掛峠にある展望台からは、山頂部が横長に伸び、奥に断崖絶壁がそそり立つ大山の雄姿と、中腹から続く新緑や紅葉とのコントラストが美しく、人気の眺望ポイントとなっています。 また、一息坂峠付近からは、荒々しい岩肌が剥き出しになった大山の北壁を望むことができます。 大山環状道路は、ドライブやツーリングだけでなく、ハイキングやサイクリングを楽しむにも最適な場所です。 大山の自然を満喫できる、おすすめの観光ルートです。