群馬県で最大級のゲレンデを誇るスキー場。初心者から上級者まで楽しめる多彩なコース、標高差697mを滑り降りる爽快なゴンドラ、雄大な自然を満喫できる絶景など、スキーヤー・スノーボーダーにとって魅力満載!
四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍は、群馬県利根郡片品村にあるスキー場。沼田、水上エリアのスキー場の中でも奥まった地域に位置し、武尊山の北側の尾根にある西山の東南斜面に開けている。標高差、コース面積共にこのエリアの中でも最大で、それゆえに人気も高い。過去3度の群馬国体の会場となっていることからわかるように、エキスパートコースを筆頭に上級者をも唸らせる特色あるゲレンデが広がる。全長1900mの岩鞍ゴンドラが中心となっており、このゴンドラを使うことで697mの標高差を滑り降りることができる。上部は急斜面、下部が傾斜面となっているが、初級者でもミルキーウェイコースを使えば、山頂から滑ることが可能だ。ゲレンデからは正面に日光白根山、赤城山を見渡すことができ、雄大な自然を満喫できる。ベース付近は、岩鞍リゾートホテルを筆頭にいくつかの宿泊施設が立ち並び、昔ながらのスキーリゾートの雰囲気を残している。また、スノーパーク尾瀬戸倉も本スキー場の北側にあり、ミルキーウェイコースから見下ろせる。スノーボードは全面滑走可能。 ゲレンデは、上級者向けの「エキスパートコース」(上部は斜度40度・非圧雪)から、国体の会場となった「中級コース」、全長2.9kmのロングクルーズを楽しめる「ミルキーウェイ」までコースバリエーションが豊富で、初級者から上級者まで、誰もが一日楽しめるゲレンデ構成となっている。 西山ゲレンデと呼ばれるコースは、メインゲレンデの裏側にあり、こちらは北斜面にあたるため、4月以降も春スキーを楽しむことができる。西山ゲレンデからは雄大な武尊山を正面に見ながらの滑走が楽しめる。ただし、西山ゲレンデは携帯電話の電波が入りづらいので、待ち合わせ等は注意が必要だ。 スノーボード解禁後、パークを設置していた時期もあったが、2018年現在は無く、積雪状況によりミルキーウェイにウェーブが設けられる程度である。 施設としては、岩鞍ゴンドラ山麓駅/インフォメーション、岩鞍リゾートホテル、山麓のホテル/レストラン/温泉(日帰り利用可能)、岩鞍ハウス、ゲレンデ内宿泊施設、オクタ/ベルグ、中腹レストラン/ラーメン店、ホルン(西山山麓のレストラン、平日木曜日は定休日)、ラ・セゾン、ホワイト・スクエア、モンブラン(山麓レストラン/カフェ/売店)などがある。その他、地元経営のロッジ・食堂等がいくつかある。